子供のスキーデビューまとめ!準備、費用、ゲレンデ選びを2年目レポートで振り返るよ
お正月休みを利用して、山梨県富士山麓にある「ふじてんスノーリゾート」へ行ってきました!
昨年の冬、子供初スキーの準備からレッスンデビューまでの一連ドラマを経験し、今回は2回目になります。
- 子供にスキーをさせてみたい!でも準備やら諸費用やら、前段階のハードルが高くてまだ着手できない…(´-`)
- レッスンに子供を参加させてついていけるかな? (我が家は次男がギャン泣きして呼び出された経歴あり)
- スキーとスノーボード、どちらを覚えさせよう?
お母さん、お父さん、の質問は尽きないと思います。私もそうでした!
なので、今回は自分が子供のスキーデビュー前に持っていた疑問に答える形で、2年目のスキーデビューふりかえりをさせて頂きます。
あなたのお役に立てれば万々歳❤︎
子供のスキーデビュー、何歳がいいんだろう?
私的結論から申しますと、レッスンに入れるなら4歳がベストなのでは、と。
シンプルな理由として、レッスンスタートの最年少設定がリピート利用しているゲレンデ「ふじてん」では、4歳なのです。
もちろんそれだけではありません。
実は昨年、次男が3歳成り立ての時に同じゲレンデでレッスンデビューした所、号泣カムバックを果たした実績があるからです。
その時は最年少4歳設定を私が知らずに、長男と次男をペアで申し込み。受け付けでも何故かそのまま止められずスルー。レッスン開始後しばらくして次男の号泣で呼び出しを受ける…というドラマとなりました。
その当時、次男は3歳にしてはしっかり喋っていましたが、やはり日常生活とレッスンは別物。先生の指示についていくのは一苦労です。
また、子供にとっては宇宙服並みの重装備と、履きなれない靴や防寒具。全身モサモサ状態での運動はかなり過酷→心折れる、という感じ。
レンタルグッズのサイズから判断しても、まぁ、4歳が妥当ですかね。
「ふじてん」では最小のブーツレンタルサイズは15センチ、そしてスキーの板は80センチです。
厚めのスキー用靴下を着用して0.5センチ大きめを履くとしても、3歳だと15センチはやや大きめかと思われます。
ご家族が直接教えるケースでは、かなり低年齢からスタートしている姿も見受けられましたが、レッスンを利用するのであれば4歳がベストなのかなと。
ポイント
子供にはスキーデビュー?それともスノーボード?
スキーレッスンを利用するなら4歳が妥当、とわかった所で、一度立ち止まってみます。
スノーボードはどうなの?
そう考えてる方もいらっしゃいますよね。
お父さん、お母さんがスノーボードをする場合なら尚更のことだと思います。
ここでの回答は、是非デビューするならスキーから、です。
私見も含まれますが、またまた「ふじてん」のスノーボードレッスンを例にとると、スノーボードのレッスン開始は小学生から。つまり6歳以上ということになります。
そして、スノーボードブーツのレンタルは最小サイズが18cm。スキーブーツの最小サイズよりも大きいですよね?
私はスキーからスノーボードに乗り換えた組ですが、正直スノボの方が危ないです。ヘルメットをかぶっていても頭は打つし、全身強打もしょっちゅう。特におしりね。自慢にもなりませんが、私はスノボで無茶な滑りをして、腕の靭帯を切った過去あり。右腕だったので、ギプスの一ヶ月間は大変でした。
話を戻します。
安全面はさておき、次は上達について。
上達を早く実感できるのはスキーです。スノボは上達「実感」までの道のりが長い。
スキーはボーゲンから始まり、ターンの習得までそこまでハードルが高くありませんが、スノボはまずスタートの「木の葉」からそこそこのコツを要します。
子供の心がレッスン中に折れないようにケアするならばスキースタートでデビュー、その後にスノボ乗り換えでも遅くはないと思います。
ポイント
子供スキー、レンタル料金はこんな感じ
レンタル料金について見てみましょう。
価格感を持てるように、お世話になった「ふじてん」の子供スキーレンタル料金を以下にご紹介。
セットでも借りられますし、単品でもレンタル可能です。
子供スキー、レンタルする?それとも買う?
上記のレンタル料金を見ると、レンタルするか購入するかに悩むお母さん、お父さんも多いのではないでしょうか。
子供スキー用品の相場はこんな感じ(もちろん、ブランドや質にこだわりがあれば、価格はもっと高いです。)
メモ
- スキーウェア: 6,000円〜
- スキー (板、ブーツセット) : 約20,000円〜
我が家はスキーウェア→自前、スキーセット→レンタルのコンビネーション。
ウェアは子供の成長に合わせてサイズを調整できるタイプなので、2年連続で同じスキーウェアを利用。ゲレンデに向かう時からスキーウェアを着ていけるので便利ですよ。東京で結構な降雪を記録した際も外出時に役立ちました。
スキーに関しては、断然レンタル派ですね。
ワンシーズンのうちスキーに行けても我が家の場合はせいぜい2-3回。となると、都度レンタルをした方が総計金額を抑えられます。
また、スキーは購入しても、後々の持ち運びが大変。子供の板なら、サイズ的に車の後部座席に置くことも出来ますが、移動時は身軽がいいよね…電車でスキーの場合も然りです。
スキー板は、大体身長−10〜15センチのサイズを選びます。子供の成長速度ははやいですからね〜。その点を考慮すると、購入して2年使えるか使えないかという恐ろしいことになりますので…やっぱりレンタルかな。
もちろん、ヤフオクやメルカリならセカンドハンドでお手頃なものが入手できる可能性もあります。結局の所、子供のスキー用品はそこまで使う頻度が高くないのでね。
ポイント
- 兄弟姉妹で数年着回せたり、使いまわせたりする場合は購入も悪くないかもしれません。
- レンタル代 vs 購入費用は、ワンシーズンの利用回数で考慮しましょう。3-4回の利用がある場合や、兄弟姉妹間で数年間の利用が可能な場合は購入もあり。
- 板を購入する場合は、持ち運びの大変さを考慮することもお忘れなく。
レンタル以外、現地でかかる他費用は?
ここでもまた「ふじてん」での費用を参考にさせていただきます。
「ふじてん」各種スクール費用
「ふじてん」リフト料金
「ふじてん」リフト料金
以下のくくり以外にも、4時間券、ナイター券、2日券、などのチケットがあります。
大人 :
- 1日券 (平日) 4,000円
- 1日券(土日祝)4,500円
ジュニア
- 1日券 (平日) 3,000円
- 1日券(土日祝)3,500円
「ふじてん」お昼ご飯
だいたい900円~1300円の価格です。家族4人でいくと、けっこう地味にかさんで痛い。でも、「ふじてん」のメンバーズカードを作ると(500円)2割も安くなる!リピートするなら作らない手はありません。
ふじさんっ!
子供用のお子様ランチも富士山(1300円)です。わかるかな。
お子様ランチにはガチャのコインがついていて、子供の食後の楽しみです。
スキー準備で買ったものは?持っていくものは?
諸々と結構買いましたね。スキーデビュー一年目の出費が一番大きかった。
その分、2年目は買い物いらずで楽でした。
ウェア
身長に合わせて調節ができるものがおすすめ。アウトドアブランドのファミリーセールで入手できたので、なかなか費用が抑えられました。
スノーブーツ
ぶあつーいスキー用の靴下をブーツの中に収納しないといけないので、少し大き目を買いました。一足2000円位のものをAmazonでぽちり。
タイツ
スキーウェアの下に履くタイツです。アルペンに買いに行きました。タイツではありますが、足先のないタイプなので、靴下を履くときもモサモサせずにすみます。
ウェアの下に着るシャツ
2種類購入。汗をかいてもむれないように、速乾性のあるシャツと、その上に着る保温性の高い長袖シャツ。どちらもアルペンまで行って購入です。UNIQLOにも同じ性能のシャツが売ってますよ。
靴下 スキー用の分厚く長いもの
ブーツを履いた時にブーツからしっかり出る位の長さがあるものがいいです。短かめの靴下だと、ブーツの中で小さな段差ができてしまうので、足が痛くなってしまいます。
帽子、 ネックウォーマー、手袋
防寒対策!手袋は防水が施してあるものを。
ゴーグル
スキー場で陽がさすと、雪の照り返しでとても眩しい!紫外線から目を守るためにも、子供と大人双方でサングラスやゴーグルは必要
ボディクリーム やリップ / 乾燥やかゆみ対策
乾燥と汗で痒みが出ないようにするため。スキーウェアの中で痒みが発生すると、子供の機嫌が悪くなるのでね…
リップも乾燥対策です。乾燥で唇が割れてしまわないように。ワセリンがあれば、身体全体に使えるので安心できます。
日焼け止め
ゴーグルと同じく、紫外線対策。
常備薬 保険証
我が家は、冷えると咳がひどくなりやすい傾向にあるので、泊まりで行くときは念のため。
保険証はケガ対策です。
子供のスキーデビューにおすすめのゲレンデは?
各地を旅できている訳ではないので、ピンポイントでゲレンデをお勧めすることはできませんが、子供フレンドリーなゲレンデか否かを判断するポイントを挙げてみたいと思います。
自分の家からアクセスがいい
これは、大人向けのポイントでもありますね。さすがに大人がつらければリピートできませんから。
駐車場や駅からゲレンデまでの距離が近い
寒い中、歩く距離、または宇宙服なみのゴワゴワ、モサモサで歩く距離は、短いに越したことはありません。
キッズパーク、家族コース、があるゲレンデ
子供がスキーレッスンに心折れたとしても、遊べるコースがあると雪遊びができるというバックアッププランになります。
我が家がなぜふじてんをリピートしているかというと、誘ってくれる友達がいるのはもちろんのこと(ありがとう)、「移動が楽」という点もかなり大きい。家から2時間以内の車移動圏内な上、スタッドレスタイヤを履かずにスキー場まで行けて、駐車場からゲレンデまでも近い!スキーを始めるまでの諸ハードルが低いところにあります。日帰り圏内でスキーができるのはありがたいですよね。
ふじてんにある「ちびっこ愛ランド」から案内の写真を一枚。
まとめだよ
- 子供のスキーデビュー、レッスン利用でデビューするなら4歳が妥当
スキーとスノーボード、始めるならスキーから。そのう方が安全だし、上達も早いよ - レンタル代 vs 購入費用は、ワンシーズンの利用回数で考慮しましょう。3-4回の利用がある場合や、兄弟姉妹間で数年間の利用が可能な場合は購入もあり。
- おすすめは大きさを調節できるウェアを購入>2、3シーズン利用。もしくはメルカリやヤフオクなどのセカンドハンドで探す。
- スキーの板は結構な出費。しかも持ち運びが大変なのが難点。なのでレンタルがおすすめ。
- 現地で使うお金はスキーレンタル以外でもリフトやレッスン、ランチ代などでけっこうお金がかかるよ
スキー準備で買う物、持っていく物
- スノーブーツ
- タイツ
- 速乾性のあるシャツと、その上に着る保温性の高い長袖シャツ
- 靴下 (スキー用の分厚く長いもの)
- 帽子、 ネックウォーマー、手袋(防寒具&頭を守るため)
- ゴーグル(吹雪、紫外線対策)
- 乾燥を防ぐクリームやリップ (かゆみやひび割れ対策)
- 日焼け止め(紫外線対策)
- 常備薬 (宿泊するときは特に)
- 保険証(万が一のケガに備えてね)
子供とスキーゲレンデの選択ポイント
- 自宅からアクセスがいい
- 駐車場や駅からゲレンデまでの距離が近い
- キッズパーク、家族コース、がある
いかがでしたが?
我が家はスキーデビュー後、長男はスキー大好きに成長中。一方、スキーレッスンで号泣ドラマを繰り広げた次男は未だにスキーの再開めど立たず…
次男にとっては、スキーデビューの1日目の記憶が鮮烈すぎたようで、後々まで心の折れる要因になっています。影響大です...
皆さんの家でも、よいスキーデビューが飾れますように!
この備忘録がお役にたてたら万々歳!