毎年、子供にとっては心の底から楽しみであり、親にとっては気が重い夏休み。
特に共働き家族にとって、長期の休みは頭痛のタネです。
- 有り余る子供の時間をどうしよう…
- 夏休みの自由研究、どうしよう…
- 読書を○冊させないと…
なんて、子供ゴトではありながら、自分ゴトのように親の心配はつきません。
大人は子供よりも、夏休みの時間が有限なのをわかっているだけに、色々と焦るんですよね。
今回の記事は、小学校2年生の長男と一夏を終えて「これは子供と一緒にやっておいてよかった」とか「次回はこうしてみよう…」なんていう親の反省文です。
反省を生かして来年の夏休みへ生かす、備忘録となりますように。
夏休みの計画表: 子供の自立を促そう
子供と夏休みの計画を立てる際、スケジュール通りに全てをこなすことは必要なのですが、後々響いてきて大事なのは、子供に「ワタクシゴト」意識を持たせることだな〜、と実感しました。
- 「宿題やれって言われたから。」
- 「自由研究、これがいいんじゃない?って言われたから。」
みたいな…子供の「ヒトゴト」感。
漂うたびにイラっとしますよね。
何度となく息を呑み、深呼吸をしているお母さん、お父さん、多いと思います。
親としては「自主性」に任せ…たい…わけですが、よほどデキた子でないとそんなの無理。
任せ切ってしまったら、恐ろしい結果になるのがわかると思いますヾ(´ε`;)ゝ…
数歩歩けば忘れる生き物ですから。(親も然り)
なので、親が舵取りしつつ「一緒に」計画表を立てないとダメだなと思った次第です。
一緒に計画表を作ることで、子供には「自分で決めた」意識が少しは芽生えるはずなので。
そうすれば、少なくとも「やらされてる感」は持たないと思うんですよね。
子供の夏休み後 親の反省点
我が家では、一緒に計画表は作りました。これは良かった点。
これにより、自分がやらなくてはならない内容を長男君は頭にインプットできたようです。
だだ、この計画表...親は「一緒に」作ったつもりでしたが、恐らく子供の「腑に落ちる」レベルまで落とし込めていなかったんじゃないかな…というのが反省点。
親が「これはいつやる」「あれはここまでに終わらす」なんてスケジュール管理をざっと先回りして作ってしまったので、親主導感は抜けず。
もっと子供の記憶に残る予定の立て方をすべきだったか…
夏休み中、親が働いている不在時間をいかに埋めるか、目の前のオペレーションを乗り越えるのに必死で、子供の成長を後回ししてしまったなっていう後悔がやや残ります。
来年は忍耐との勝負と思って、そこを改善しないと。
夏休みの計画表:次回はやらせてみたい時間管理
この話の対象は、小学校2年生、我が家の長男です。
なので「次回の夏」とは、3年生の夏をイメージしています。
3年生の夏は、夏休みのタイムスケジュールを自分でしっかり把握できるようになってもらいたいものです。
時間を逆算する知恵
この夏に「ざっと」親がやってしまって後悔しているのが、この時間の逆算。
夏休みの終了から逆算をしてペースを考える、というやり方です。
子供は言われるがままにペースを決められたので、どうしてその結果へたどり着いたかは良くわかってないはず。
大人だったらやりますよね。
ゴールがここだから、1ヶ月で割って日割り計算すると…っていう「ざっと」計算。
子供にはこれがハードル高いと思うんですが、この見通しを持たせないといつまでたっても「その日暮らし」的な「1日の予定×夏休み日数」っていう、積み上げタイプの予定の立て方しかできないのかなぁと思うわけで。
この方法だけだと、積み上げてきた内容量が少なかった場合、夏休みが終了する時に「げ、宿題終わらなかった」になってしまう。
次回の夏休みは「1ヶ月分の逆算」に挑戦させたいので、じわじわと今後の生活に取り入れて練習してみようかと思います。
時間に余裕をもたせる「さじ加減」
時間を逆算することに慣れたら、少し余裕を持たすことも知恵として教えてあげたいなと。
おそらく「自分がたてた予定でやりぬくゼィ」みたいな満足感からスタートして、その予定を全うできなかった時、途端にやる気が失せること間違いなし。
2年生ですから、まだまだ凹みやすい豆腐メンタルです。
ここは、日々の予定、もしくは1週間の予定に少しずつ余裕を持たせることで乗り切ってもらおうと思います。
余裕を持たせすぎて、時間を無駄使いしてもらっても困るんだけどね。このコントロールは、大人も難しいか。
次回の夏休みに向けて親の課題
日々子供の観察&情報収集
これは一体なんのためかというと、ずばり「自由研究」です。
毎年頭の痛いアレね。
「テーマ何にする?」
「どんなの作りたいの?」
こんな会話が、どこの家でも夏休み前位から繰り広げられると思うんですが、この時に
「最近〇〇に興味あるから、こんなのは?」
っていうテーマ選定の具体的な道しるべをしてあげたい。
我が家の長男君の場合は、昆虫愛に溢れすぎて親が困るほどなんですが、なぜか自由研究は「昆虫研究」にはならないんですね。
ここ2年で選択してきたのは、毎回工作。
1年間カブトムシと暮らした時ですら、最終的に工作を選択するという…
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なぜ工作を選択するのかの理由は恐らくこんな感じ。
- 「研究発表」をやったことがないから。初めてのことをなるべく避けたい…っていう逃げ腰。
- 自由研究を学校に持ち寄った際、クラスで「人気投票」的なものがあるので、その時、皆が遊べるような工作物の方が上位に食い込めるから。
上記理由を踏まえ、新しいことに子供が挑戦できて、かつ、興味のありそうなことを提案できるよう「子供の観察」と「情報収集」を親が地味に続けるわけです。
そんな地道な活動を続けたとしても「やってやった」っていうドヤ感やら、「やりなさい」っていう主導権を握りたい気持ちなんかには全てフタをしないといけません。
大人って難しいですね…(´-ω-`;)ゞ
情報収集にオススメはピンタレスト
ピンタレストって知っていますか?
ピンタレストは、あなたの興味があるモノやコトに関して、インターネット上の情報(写真)を集めて、仕分け&管理をしてくれる写真共有アプリです。
あなたが興味のあるテーマを設定すれば、アプリがそのテーマに沿って写真を集めてくれるので、とても楽ちん。
最新のトレンドを把握したい人にもオススメのアプリですし、はたまた時短レシピやお弁当、子育てのアイデア💡を探したい人にだって役に立ってくれること間違いなし。
私はこのピンタレストで、工作や自由研究の情報収集を有り難くさせて頂いています。
例えば、「自由研究小学生」と検索すれば、こんな感じの検索結果が↓
アイデアの宝庫でありがた過ぎます。
夏休みシーズンになると、本屋やロフト、東急ハンズなどのバラエティショップ店頭で自由研究グッズが並びます。
興味深いものが多いものの、商材がかぶることが多い。
その点、ピンタレストは情報量が非常に多いので、キラリと光るものに出会えるはずです。
夏休みの計画表 : まとめ
まとめと言いつつ、来年の夏休み(長男3年生の夏)に向けて親の目標、兼、備忘録です。
- 夏休みの計画表を練るときは、大人がアドバイスをしながら、子供主体で作らせてみる。
- 「やらされてる感」を持たせない。ヒトゴトではなく、ジブンゴトにする。
- 時間を逆算して、必要な時間を把握できるように促す。(その為に、短時間単位で時間の逆算を日々練習)
- 計画表通りに上手くいかなくても、子供の心が折れないように、親のさじ加減で予定に余裕を持たせる。子供にも余裕を持たせるように知恵を授ける。
- 夏休みの自由研究は、子供が新しいことに挑戦できるよう、また、興味のありそうなことを提案できるよう、親は「子供の観察」と「情報収集」を頑張る。
こんな偉そうな目標、兼、備忘録を残して、果たして来年どこまでできるのか(´エ`;)
少なくとも…忙しさに負けて子供の成長を見逃しませんように。