ブログやサイト作りに興味を持ち始めると、ちらほら耳に入ってくるWordPress(ワードプレス)という単語。何やら、すごいヤツらしいということは情報の断片からわかるんだけど、一体なんだかわからない。
ブログを始める前の私は、耳にする言葉、WordPressも「サーバー」も「ドメイン」も全てが一直線に並ぶワカラナイモノタチでした。
WordPressって何。つまずく。サーバー、ドメインシュトクって何。つまずく。
もう転んでばっかり!
やる気はあるけどわからない。そんなモヤモヤの中で時間はどんどん過ぎていく。やる気は空回りするし、経過する時間に焦る。この記事では同じように、やる気はあるけどわからない。
そんなweb活初心者にWordPressの始め方、大まかな用語の説明したいと思います。
あなたのモヤモヤが晴れますように!
WordPressって何? web活初心者に説明するよ
WordPressって何なのよ。誰なのよ。WordPressと書いて、ワードプレス。はたまたWPと略されたりもする。
直球でいきます。WordPressはブログやサイトを作り出してくれるソフトウェア。
無料と有料ブログのメリット、デメリットを比較した記事の中でも書きましたが、WordPressは、CMS /Contents Management System (コンテンツ マネジメント システムの一つです。ブログやサイトのコンテンツ(内容)をマネッジ(管理)してくれるシステム、というわけですね。
CMS(コンテンツマネジメントサービス)は、世の中にWordPress以外にもあるんです。でも、世界中でダントツ一番使われているCMSはWordPress。
あなたが目にしているサイトやブログは、大抵WordPressでできているはず。WordPressは、それぐらいの売れっ子というわけです。
まぁ、とにかくすごいの。
WordPressって何がすごいの?2つの大きなおすすめ理由
何がすごいのか。
それは、大きくわけて以下2点。
WordPress 2大おすすめ理由
- web活初心者でも簡単にステキなサイトやブログが作れる。
- web活初心者がつまずいても、助けてくれる情報がたくさんある。
技術もさることながら、web活初心者に優しいのです。
世界中で選ばれていることにも納得です。
1)web活初心者でも簡単にステキなサイトやブログが作れる
今、目にしてもらっているこのブログも、もちろんWordPressを使っています。
私のようなweb活初心者でも、それっぽいものを生み出して、webにアップロードできるという動かぬ証拠。
WordPressがなかったら、この文章もただのWordで打ったメールみたいな味気のないものになっていたでしょう。ましてやブログを作成するなんて。
むりむり。
「マトリックス」って観たことありますか?SFアクション。あの映画で象徴的に使われる黒背景に流れる緑の文字。
これ。
私のイメージではこんな感じの↑文字の羅列(コーディングっていうの?)を打たないとブログやサイトって実際は作れないほど遠いものでした。でも、WordPressがあると、あなたが今見ているような形にそれっぽく仕上げてくれるわけです。
この記事の、文字の羅列バージョンはこんな感じね。
御覧の通り、文字の羅列を簡単に化粧してくれるのがWordPress。いや、もう特殊メイクレベルで超盛れる。
肌質を良くどころじゃない。でも、プリクラみたいな不自然な仕上がりでもない。
絶妙。
2)web活初心者がつまずいても、お助け情報がたくさんある
そう。世界中で売れっ子のWordPressなら、マニュアルで分からないことがあっても、大抵のことは検索すれば答えがあるんです。これはweb活初心者にとって、とても重要なことですよ。心の折れる隙を作らない!
WordPressにたどり着く前に、実は私、WordPressではない某ソフトウェアに手を出したことがありました。
とあるサイトから、その某ソフトウェアがいいよ!WordPressより使いやすいよ!ペラサイト(商品やサービスについて特化して書かれているサイト)も簡単に作れるよ!っていう情報に惹かれてしまったわけです。他のサイトにもこぞっていいよ!って書いてあるから、さぞいいに違いない…って購入。
で、大失敗…(゚Д゚)
今はPCのデスクトップでアイコンが隅っこ暮らししてる。全然使ってない。
なぜ使わなかくなってしまったのか。それは、使い始めて感じた「なんか違う感」。
平たくいうと…なんかダサい。垢抜けなくて。でも確かに簡単に使えた。 その点は良しとしましょう。
次にデータをwebにアップロードするって所で、何度もエラー。簡単なマニュアルがついていたけど、わかんない。
ググッても情報が少ない。同じような事例が少ない。心折れるよね。web活初心者の心を折ろうとする罠はあちこちにあるのです。この経験から、私は初心者はなんでもメジャーな王道から入ればいいと考えるようになりました。
ミーハーになっていいの。
さすれば、困った時も助けてくれる情報がググれば山のようにでてくる。
今思えば、私が目にした「〇〇っていいよ!超簡単!」って、某ソフトウェアを推していたサイトって、全部アフィリエイトを目的にしている人達が紹介しているわけですよ。
簡単に説明すると、その某ソフトウェアを推している人達っていうのは、その商品を紹介する→自分のサイトにからそのソフトウェアを買ってもらう→自分に紹介料が入る、というわです。
なら、悪いこと書かないじゃん ‘`,、’`,、(´ω`) ‘`,、’`,、
超web初心者だった私は、そのカラクリに後から気がつくわけで。青かったね。
WordPressならその点心配ありません。
WPを紹介する本もあるし、山のように必要な情報がweb上に溢れてる。自ずとweb活初心者の心折れる回数が少なくなる。
もちろん、WordPressの*有料テーマを紹介するアフィリエイトだってたくさんあります。でも、本当にたくさんあるから、情報の比較ができるわけですよ。(*WordPressの有料テーマについては、後ほど別記事で触れたいと思います。)
あなたに選択の自由が生まれる。
とにかくWPを始めて、私はWPに恋したのでした♡。
WordPress開始にweb活初心者が必要なモノ
では、WordPress熱を少し上げたところで、WPを始めるのに必要なものをご紹介します。
まずは以下2点を準備しましょう。
WordPress開始に必要なモノ
- レンタルサーバー = web上の土地
- ドメイン = web上の住所
サイトやブログを作るときは、まずレンタルサーバー(web上の土地)とドメイン(web上の住所)を準備しなくてはなりません。お花見っぽいよね。まずは場所取り、的な。
1)レンタルサーバー
レンタルサーバーは、ブログの記事や、サイトの情報なんかが格納される場所。あなたが読んでくれているこの記事もレンタルサーバー在住です。で、ドメイン(住所)はtentekomom.comのこと。
レンタルサーバーもドメインも、それぞれググったらたっくさん広告が出てきます。web活初心者は迷わずメジャーなところを選びましょう。大手を選ぶには訳がる!
別記事でも声高に主張していますが、web活初心者は迷った時や失敗した時に情報が必要なんです。メジャーどころを選んでおけば、情報に困ることなし。検索すれば、その手の情報が公式マニュアル以外にもざっくざく出てくる。
心が折れる罠にはまらない。これ重要。
web活初心者おすすめサーバー
上記レンタルサーバーについては、こちらの記事で詳しく紹介してるので、良かったら読んでみてください。
-
初心者さんへ送る、おススメのレンタルサーバー4選!選ぶポイントもしっかり教えるよ
こんにちは! 今回は、初心者の方にもわかりやすく、レンタルサーバーについて紐解き、かつ、おすすめをご案内したいと思います。 アフィリエイトに興味が出てきた! ブログ開設するぞ!情報サイト作るぞ! お~ ...
ちなみにこのブログにはエックスサーバーを選んでいます。
ちょうどサーバーの契約をした時、エックスサーバーが15周年キャンペーンを実施していて、独自ドメインを一つプレゼントしてくれたんですね。ラッキー。迷わず決めました。
2)ドメイン
ドメインの取り方は2つあります。
- ドメインの専門会社で登録、購入
- レンタルサーバー会社でドメインをコミコミで申し込む
先程書いた、私がエックスサーバーでドメインを取得したパターン。これは上記でいうと2)ですね。通常はお金がかかるけど、無料だったというラッキーパターン。
それぞれのメリットとデメリットを見てみましょう。
ドメイン専門会社でドメイン取得
- メリット:レンタルサーバーでドメインを取得するより割安。サービス(機能)が充実。
- デメリット:ドメイン獲得後の諸々設定作業が必要*ネームサーバー
サーバー会社でドメインも取得
- メリット:簡単!*ネームサーバーの為にサーバー会社とドメイン会社をいったりきたりする必要なし。
- デメリット:ドメイン会社よりやや割高、サービス(機能)も要チェック。
*ネームサーバー:平たく言うと、自分が取得した独自ドメイン(例:〇〇〇.com)とレンタルサーバーを紐づける設定作業
割安、割高、とは言ってみたものの、ドメインの価格はそんなに高くはありません。安いものは数円〜、数百円、高くても千円ちょっと。ランチ一回分くらいですね。基本は1年契約のお金です。1年たってから必要になるお金はドメインの更新料とドメインのお金です。
この価格感を考えると、サーバー会社でまるっとドメインとるのも悪くないかなと思います。チェックポイントは、サーバー会社でドメインを取得してもWhois代理公開のサービスがあるかどうかということ。
Whois代理公開とは ドメインを取得すると、そのドメインに対して個人情報を登録しないといけません。(名前とか住所とかね)。この個人情報を公開しなくてもいいように、契約者にかわってドメイン会社やサーバー会社が間に入ってくれるサービスが“whois代理公開”です。
サーバーでドメインを契約した場合は、このサービスがあるかどうかをチェックしましょう。
ドメインを取るのに、おススメなメジャーどころは以下。
お名前ドットコムはエックスサーバーと、ムームードメインは、ロリポップとセットで紹介されることが多いですよ。
WordPressの始め方は?
さて、WordPressに必要なもの、サーバーとドメインが揃いました。これでやっとつぎのステップに進めます。
ついに、WordPressのインストールです。WordPressはサーバー在住でないとダメ。なので、web上で確保した土地に入れてあげなくてはなりません。
1)WordPress をサーバーにインストール
レンタルサーバーにWordPressをインストールする手順はこちらの記事をご参照ください。
-
初心者さん必読!エックスサーバーの申し込みからWordPressインストールまでをスクショ付きで解説するよ
こんにちは! 今回は初心者さんでもわかりやすいように、私がたどった「エックスサーバーの申し込み」→「ワードプレスのインストール」までをスクショ付きでじっくり詳しく説明したいと思います。 百聞は一見にし ...
-
ロリポップの申し込みからワードプレスインストールまで、スクショ付きで解説するよ
こんにちは! 前回記事、エックスサーバーの申し込み>ワードプレスインストールまでの解説に続き、今回はロリポップバージョンをお届けしたいと思います。 「百聞は一見にしかずシリーズ」と勝手に題して、「ロリ ...
「レンタルサーバーにwordpressをインストールする。」
これは、どういうことだかわかりますか?WordPressはいつでもオンライン上にある、ということです。すなわち、インターネットがつながる環境があれば、自分が書いた記事をいつでも編集できるし、サーバーにアップロード→公開ができるということ。
これ、めちゃくちゃ便利です。
先述した私が以前に買って、もはや手をつけてない、すみっこ暮らしの某ソフトウェア。あれは、自分のパソコンにインストールするタイプでした。
となると…そのインストールしたパソコンがないと作業ができない。またはそのパソコンが家族に使われている場合は作業ができないわけです。
我が家でよくあるのは、パソコンを使いたい時に限って、子供達がそのパソコンをテレビへ繋いでHuluのオンラインサービスを使っていたりする。ウルトラマンとか、ベイブレードとか観ているわけですよ。
せっかく子供達が静かにテレビを観ているのに、パソコンが使えないから作業ができない。
ジレンマ。
こんなことが続くと、web活初心者の心は簡単に折れてしまうんですよね。
複数代のパソコンからアクセスできるよう、オンライン上にその某ソフトウェアをインストールする、って手もあったらしいのですが、web活初心者にはそんなこと知る由もなく。
今は、iPadで記事の下書きをして、準備ができたらWordPressに“投稿”する、という手順をとっています。WordPressでは新しい記事を書くことを“投稿する”と表現するんです。その投稿した下書きは、保存しながら編集を続けることができるのでご安心を。
2)WordPressにログイン
では、WordPressにログインしましょう。
サーバーにWordPressのインストールが完了した際に、あなたが登録したブログやサイトの管理画面URLが知らされます。こんなやつ。
例)https://◯◯◯. com/wp/wp-admin/
この管理画面URL、とても大事です!このページをお気に入りに追加しておくことを心の底からオススメします。
WordPressを始めてインストールした時、私はこの管理画面URLにきちんと注意を払っておらず、その結果迷子に。
パソコンの前で自分がフリーズ…(゚Д゚;) 。
サーバーへのインストールが、余りにも簡単で至れりつくせりだったので、インストール後も「ここからWordPresに入ってね❤︎」みたいなページがポップアップで現れると甘えていたんですね。
いくらマニュアルがあって、情報が豊富とはあるとはいえ、WordPressのインストールが完了したら自分で船を漕ぎださないといけません。
でも、もし、あなたが私のように管理画面にたどり着けなくなっても、ご安心を。なぜなら、あなたの取得した独自ドメインのお尻に /wp/wp-admin/をくっつければ管理画面へのURLが出来上がるからです。
管理画面URLにアクセスすると、こんな画面に切り替わります。
ここに、あなたが設定した「ユーザー名」、「パスワード」を入力し、ログインします。
じゃじゃーん。めでたくWordPressが現れました。
左上のブログタイトル部分をクリックすると、インストールで設定したブログやサイト名が確認することができますよ。
WordPressのインストールはこれにて無事完了。おめでとうございます!
インストールしたてのWordPressは、デフォルトの言わば素の状態。この後に拡張機能である「テーマ」や様々な「ブラグイン」をインストールすることによって、簡単にブログやサイトを作成することができます。
まずはWordPress画面の簡単な機能説明をしていきますよ。
WordPressの機能説明だよ
では、WordPressの中身をのぞいてみましょう。
ダッシュボードと更新
まずは、左上にある「ダッシュボード」。ダッシュボードって車かよ?って思う人もいるかもしれまんせね。
マーケティング用語として使われるダッシュボードは、色々な所から吸い上げられた、たくさんの情報を集めてまとめてあるものを呼ぶ時に使われます。
WordPressのダッシュボードもそんな感じ。ダッシュボード以下に続く、「投稿」や「メディア」などの情報がまとまっているところなので、ダッシュボードと名付けられてるのかと察します。
ただ実際、ダッシュボードをクリックして開くページ は、自分が作っているブログやサイトに直接関わる情報というよりかは、WordPress機能に関して新しい情報を届けてくれているページと私は心得ています。インターネットによくある“what’s new”的なページですかね。ほとんど触ることはありません。
見せんでええがな…と思う情報は右上にある“表示オプション”で見せない設定に変更可能です。
ダッシュボードの2つ下にある「更新」は、WordPressの機能がアップデートされたり、あなたがこれから新しく入れるテーマやプラグイン(拡張機能)がアップデートされた時に「新しくしてね」と教えてくれるページです。
スマホにもよくありますよね。機能が新しくなりました、や、アプリが新しくなっています、っていうお知らせ。そのお知らせの伴ってアップデートする作業が伴う。
そんな感じです。肩肘はらなくても良い場所。
投稿
前述しましたが、記事や情報をWordPressに書くことを「投稿」といいます。ここは、あなたが記事を書く度に訪れる場所。なので、使う頻度は一番高いですね。
複数記事を書いていくと、「投稿一覧」に記事が並んで行きます。その記事は内容によって仕分けができるのですが、その仕分け作業をできる場所が「カテゴリー」や「タグ」になります。カテゴリー>タグ、ね。
カテゴリーがざっくりした仕分けで、更にそこから細かく枝分かれした内容がタグになります。例えば、料理に関するサイトで“グルメ”というカテゴリーを作ったら、その下に“和食”、“洋食”、“中華”などのタグが並ぶ、という感じです。
メディア
サイトやブログに載せる画像や動画なんかを格納する場所です。複数のデータを格納していくと、メディア直下のライブラリに一覧が並んで行きます。格納した画像は、この“メディア”の中で編集ができるので、とても便利。
固定ページ
投稿(記事)と何が違うの?って思いますよね。
固定ページとは、その名の通り動かないページ=内容が変わらないページになります。企業ページでいうと、“企業概要”とか“アクセス”、はたまた“お問い合わせ”ページなどが、固定ページにあたりますね。
コメント
これはあなたのブログやサイトの各記事見た第三者から届くコメントが載るページですね。熱い激励や心温まる感謝の念よりも先にスパムメールが届く可能性の方が高いので、閉じておいた方がベターと考えます。
心が折れる罠を自分でまかない。
サイドバー左下にある“設定”→ “ディスカッション”でコメント設定を変えることができます。
外観
「外観」は、あなたのブログやサイトを“どう見せたいか”の調整場所になります。外観直下にある「テーマ」で、何を選ぶかによって、それ以下にある「カスタマイズ」「ウィジェット」「メニュー」「ヘッダー」の全てが大きく変わってきます。
WordPressは、ブログやサイトを作る「大工さん」と表現しましたが、更に詳しく表現すると「大工兼デザイナー」なんですね。なので、あなたが選ぶテーマによってガラリと違うデザインのブログやサイトが出来るわけです。和風な家、モダンな家、可愛い家。テーマによって、簡単に着せ替えが可能になりますよ。
テーマには、無料と有料があり、無料のものだと以下の3つがデフォルトで選択できるように入っています。
- Twenty Fifteen (2015)
- Twenty Sixteen (2016)
- Twenty Seventeen (2017)
ぱっと見のデザインはこんな感じ。順に2015→2017
この見た目が無料で手に入るってすごくないですか?
テーマに関しては、力が入りすぎて長くなるのでもっと詳しく別記事で紹介したいと思います。
プラグイン
「プラグイン」とは、WordPressの拡張機能サービスです。差込プラグのイラストが使われているので、このプラグで新しい機能とWordPressを繋ぐイメージですかね。
機能を例をあげると、文字や記事の装飾、目次作成、ブログ内のよく読まれている人気の記事を自動的に掲載してくれる、などなど、めちゃくちゃ種類がいっぱりあります。ネットで”おすすめプラグイン“と検索すれば山のように結果がでてくる。
こちらのプラグインも、テーマと一緒で無料だったり有料だったり。
また、選択するWordPressのテーマによっては既に多数のプラグインが搭載されているので、わざわざ自分でプラグインを探してインストールする必要がありません。
便利だからと言って、各種プラグインをインストールしまくると、それぞれが干渉しあって動作がうまくいかないこともあります。
ユーザー
これは、ブログやサイト管理人の紹介内容を編集できる場所になります。サイドバーにサクッとのるプロフィールですね。また、WordPressの管理画面の配色をあなた好みにカスタマイズもできますよ。
ツール
ここ使ったことありません…おそらくこの先も使うことはないんじゃないだろうか。
自分のWordPressから情報を書き出したり、別のソフトで作られたデータを取り込めたりする…らしいです。web活初心者には何それの域、です。
設定
むむむ。設定に関しては、たくさんある。
「一般」「投稿設定」「表示設定」「ディスカッション」「メディア」「パーマリンク設定」「プライバシー」。
簡単な顔しておきながら、結構入力箇所が多そうな気配...
でもご心配なく。一つ一つ順にいきますよ。ゆっくり見てみましょう。
一般
「一般」項目
- サイトのタイトル : サーバーを契約した時に入力したタイトルが入っています。そのままで大丈夫。いつでも変更可能なので、納得いくまで試行錯誤で変えちゃって。
- キャッチフレーズ : これは、サイトを表現するキャッチフレーズのこと。タイトルの近くに副題的に表示されます。空白でもよし。
*サイトのタイトルやキャッチフレーズは、あなたが選ぶWordPressのテーマによっては、手作りのロゴを入れたりすることもできます。ロゴを入れる場合の設定は、「外観設定」から。
- WordPressアドレス(URL): レンタルサーバー上でSSL化完了後にhttp:// →https://の変更のみ行う
- サイトアドレス(URL) : レンタルサーバー上でSSL化完了後にhttp:// →https://の変更のみ行う
- メールアドレス : サーバーを契約した時に入力したアドレスが入っています。
- メンバーシップ : 空白のままでよし
- 新規ユーザーのデフォルト権限グループ :購読者のままでよし。
- サイトの言語 :日本語のままでよし。
- タイムゾーン :東京のままでよし
- 日付のフォーマット : お好みで。そのままでよし。
- 時刻フォーマット:お好みで。選んでもサイト上に現れることはほぼなし。
- 週の始まり:お好みで。サイト内にレンダーを入れる場合は、ここの選択が反映されます。
御覧の通り、「そのままでよし」やあなたのお好みでいいものばかりです。でも、気になる赤文字が入っちゃいましたね。
...サイトのSSL化ってなに。
そう思っているあなた。宇宙語を調べてみましょう。SSLとはなんでしょうか。
メモ
SSLとは、Secure Sockets Layer(セキュア ソケッツ レイヤー)の略。インターネット上でやり取りされるデータの暗号化を行う仕組みのことだそうです。データが暗号化されることによって、ブログやサイトからの個人情報の抜き取りやデータの改ざんを防ぐことが可能になります。サイト運営者とサイトに訪れる人の双方を守ってくれる頼もしい味方ですね。
他記事でWordPressは、ブログやサイトが入る家を作る大工さんだと表現しました。
このSSL化は、「web上の土地」であるサーバーから行います。なので、土地(サーバー)からweb上の住所(ドメイン)まで、まるっとセコムの防犯システムをかける感じです。
このSSL化を済ませていないと、あなたのブログやサイトへ読者さんが訪れた時に「このサイトは安全ではありません」と警告が出たり、アクセス自体がブロックされてしまうので、是非ともちゃちゃっとSSL化は済ませてくださいね。
SSL化が完了していないサイトに行くと、URL部分に以下のようなマークがつきます。このブログがSSL化されてないときに撮ってみました。
このSSL化をするとURLが以下のように変身します。
SSL化後の変化:http:// → https://
そして、https://の前のマークがこんな↓感じに。安全そうになったでしょ。
見た目は小さな”s”が追加されるだけ。されど、この小さな”s” に私達もサイトも守られているのです。
レンタルサーバー上でSSL化が完了したら、WordPress内の設定に書かれているアドレスに“s”を付け足して、http → httpsに変更してあげてください。 赤枠の部分になります。(WordPress内でかえるだけではダメ。)
一般設定は、このSSL化さえ完了してしまえば、楽ちんなものです。
全てが済んだらページの一番下にある「変更を保存」をクリック
-
初心者必見!SSL、常時SSLって何だ? メリットとデメリットも簡単解説
安心安全なブログを目指して、SSL化と常時SSL化に挑戦してみました! いろんなサイトで「簡単!」と言われているけど、そう感じるか否かは気の持ちようなのかも...なんてことを感じたSSL化作業シリーズ ...
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投稿設定
web活初心者は、投稿設定はそのままでよし!
そもそもあなたは、メールを利用してWordPressに記事を投稿しますか?
は?と思う人がほとんだと思います。なのでここのページはそのままでよし。あなたがweb活初心者でなくなる近未来、ここのページは再訪してください。ちなみに、投稿記事が増えて記事のカテゴリーが増えていくと、そのカテゴリーごとに、この投稿設定は変更可能になりますよ。
更新情報サービス:新規記事を投稿した時、web上に「新しいのがでたよ!」と知らせてくれるサービスです。そのままでよし。
以上を変えても変えなくても…「変更を保存」をクリック。
表示設定
WP 表示設定
- ホームページの表示:サイトのトップページに何を置くか、という選択。デフォルトだと「最新の投稿」になっています。このままの設定でよし。もし、トップページに常にプロフィールや会社概要などの「固定ページ」を見せたい場合は、固定ページを選択してください。
- 1ページに表示する最大投稿数:お好みで。まずは記事をいくつか書いてから悩みましょう。
- RSS/ATOMフィードでの各投稿の表示:「全文を表示」そのままで大丈夫
- 検索エンジンでの表示:空白のままでよし
「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックをいれてしまうと、GoogleやらYahoo! やら、色んな検索エンジンがweb上をクロールした時(チェックした時)、検索にひっかからない可能性があります。
webという宇宙でひとりぼっちになる。
サイトを立ち上げたばかりの「構築中」を見せたくない時は、チェックをいれておくのも一つの策かもしれません。
がしかし!記事を投稿したらそのチェックを外すことをお忘れなきよう。でないと、ぼっちサイトになってしまいます。
ディスカッション
あなたのサイトに第三者からコメントをもらいたいですか?もしくはあなたが、誰かのサイトにコメントを残したいですか?
ん…いいや。という人は、全てチェックを外しましょう。ディスカッションの設定をONにしていると、スパムが届く可能性も出てきます。ですので、web活初心者は少なくてもWordPressに慣れるまではここのチェックを外して置くことをオススメします。心を砕きそうな罠はなるべく除外。
はい!全部チェックを外す!
- 投稿のデフォルト設定
- 他のコメント設定
- 自分宛のメール通知
- コメント表示条件
- コメントデモレーション
- コメントブラックリスト
- アバター
- アバターの表示
- 評価による制限
- デフォルトアバター
メディア
ここはメディアファイルから投稿する画像のサイズを管理するところ。デフォルトのままで大丈夫。さわらなくてよし、なページです。
強いて言うなれば…アップロードしたファイルの管理方法でしょうか。
ファイルのアップロード管理 : 「年月ベースで管理」のチェックはを外したほうが吉。そのままにしておくと、年月ベースでフォルダに仕分けされるので、「あの写真を探したい!」というときの捜索が面倒ですよね?
パーマリンク設定
また宇宙語がでてきました。パーマリンクって何でしょうか。パーマリンクとは、それぞれの記事ごとに設定されるURL。それぞれの記事のweb住所ですね。
パーマリンクとは、それぞれの記事(webページ)ごとに設定されるURL。
「投稿一覧」から「新規追加」でページを開くと、記事タイトルの下にパーマリンクが書いてあります。
WordPressでは、各ページのパーマリンクが設定できるようになっています。この際にどの設定を選ぶか。
おすすめは、カスタム投稿でpost idを選択しておけば問題なしです。これを選んでおけば、自動的にあなたの記事URLに番号を振ってもらえるので楽チン。
こだわって投稿名を選択したい人もいるかもしれません。そんなときは、日本語にしないこと。一見、日本語が入るとアイキャッチになって良さそうですが、リンクを貼り付けた時に長くなる=格好悪い。そして読み込みエラーになることが多い。
エラーとは、web活初心者を凍らす「404エラー」です。このメッセージが出てくると、心が折れるよね。
ですので、どうしても日本語を入れたい場合はアルファベット表記で入れること。
パーマリンクに日本語を入れる場合はアルファベット表記で入れること。
パーマリンク設定を最初にやらなくてはいけない理由
パーマリンクの設定ってなんだかややこしい。やっぱりもう少し後でやってみよう…
そんな逃げ腰になってしまった時は、自分に打ち勝ってすぐにやってしまいましょう。
パーマリンクの設定自体は、後からでもできます。ただし、その設定以前にあなたのサイトが何かで「バズった」としましょう。
SNSでパーマリンク前のリンクがシェアされて、アクセスを集めてしまった。そのリンクの価値は上がりますが、途中でパーマリンクの設定を変えた場合、上がったはずのリンク価値はゼロに逆戻りです。
そりゃそうですよね。
web上の世界で、「山田です」と表札を出していたのに、パーマリンク設定を変更した途端に「佐藤です」と表札が変わるわけです。
そりゃ困るよ。
山田さんが集めた人望は、そのまま佐藤さんにバトンタッチすることはできないので、佐藤さんは人望カウントゼロからのスタート。このカウントロスはもったいない。
また、パーマリンク前のリンクをどこかの記事に貼り付けた場合、変更後は自分が手動でそのリンクを変更しないといけません。
管理が面倒ですよね?だから、是非とも最初にパーマリンクの設定は完了してしまいましょうね。
プライバシー
そもそもプライバシーポリシー、って何でしょうか。これは、あなたのサイトで第三者から集めた「個人情報をどう扱うか」の説明です。
プライバシーポリシー:あなたのサイトで第三者から集めた「個人情報をどう扱うか」の説明。
「ディスカッション設定」で全てをオフにして、誰もコメントを残せないようにしていても、このプライバシーポリシーは掲載しておいた方がいいです。後々にあなたのサイトがどう方向転換するから分からないですしね。
最近のWordPressはこのプライバシー設定の項目に、初めから叩き台というか、文言の鑑が入っています。では順に見ていきましょう。
「設定」→「プライバシー」と進みます。
現れました。出てくるのがこのページ。
契約しているサーバーによっては、上記ページが英語で表示されることもあるそうです。(サーバーの母体が外資の場合)
既にプライバシーポリシーのページを持っている、という人は既存ページを選択すればよいのですが、殆どの人は新規でプライバシーポリシーのページを作る方だと思います。その場合は、「新規ページを作成」を選択しましょう。
すると…「固定ページ」の編集画面が開かれます。
プライバシーポリシーは、頻繁に変わることがない情報を載せるページなので、「固定ページ」に含まれるんですね。
編集画面には自動作成された文章が掲載されているので、内容を一読。内容の編集が必要であれば編集を行い、その後に「公開」ボタンをクリック。これで、プライバシーポリシーページの出来上がりです。
「固定ページ」として扱われいるプライバシーポリシーですが、案内文にもあるように、随時内容を見直しすることをお忘れなきよう。「テーマ」や「プラグイン」をインストールしたり、更新したりする時は特にですね。
「テーマ」や「プラグイン」をインストールしたり、更新したりする時などは、プライバシーポリシーの見直しが必要。
では、用語をまとめてみたよ
WP初歩的用語をまとめてみたよ
- 投稿:新しい記事を書いて保存するところ。
- メディア:投稿する画像や動画を格納する場所。簡単な編集もできるよ。
- 固定ページ:基本的に「変わらない情報」のページを置く所。会社概要、アクセス、お問い合わせ、プロフィールなど。
- コメント:ブログやサイトを介して、外の人と繋がるページ。スパムも来るので、閉じておいて問題なし。
- 外観:WordPressの見た目を司る。インストールする“テーマ”によって、“外観”直下にあるカスタマイズ、ウィジェット、メニュー、ヘッダーなども仕様が変わる。
- プラグイン:WordPressの拡張機能。インストールしていくことによって、WordPressのスペックが上がっていく。むやみに入れすぎるとそれぞれのプラグインが干渉して不具合になることもある。
- ユーザー:ブログやサイトの管理人情報。他、WordPress内管理画面の設定ができる場所。
- ツール:WordPressへ他ソフトからの情報を取り込めたり、WordPressから情報を取り出せたりするところ。
- 設定:WordPressの重要な初期設定を諸々行うところ。
まとめだよ
いかがでしたでしょうか。この記事でWordPressの偉大さが少しでもわかってもらえたら嬉しいのですが。とはいえ、種々の設定に既にゲンナリしている人もいると思います。
でもね、とにかく始めてみて。あなた仕様のWordPressを仕上げていく過程を是非楽しんで頂きたい。なんでも習うより慣れろです。
うんうん。(主に自分に言い聞かせる)
冒頭に書きましたが、私はWordPressが「何なのかわからない」でつまずき、WordPressをインストールした後は、サイドバーに表示されているものがなんなのか全くわからない、でつまずき、と、とにかくよく転びました。この記事を書いている今も新たにわからないことが出てきたり、新しく加えてみたい機能を知ったり、と日々発見です。
今でも正直転びまくっていますが、それでも立ち上がればなんとかなるものでして。
”I am not concerned that you have fallen – I am concerned that you arise.”
あなたが転んでしまったことに関心はない。そこから立ち上がることに関心があるのだ。
Abraham Lincoln (エイブラハム・リンカーン)
いいこというね、リンカーン!
あなたのサイト作りが、WordPressとともに楽しくありますように。
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