年が明けて春が近いてくる頃、チラホラ聞こえ始める「ラン活」という言葉。
婚活、妊活、保活…そしてランドセル活動=ラン活
部活的ネーミングの増えたこと!日本人って本当名前をつけるの好きですよね。(当ブログにもweb活のくくりがありますが。)
「○○活」って着くと、何やら壮大なイメージになってしまい、その実態にベールがかかってしまいます。
この記事では、実際「ラン活」してみたレビューを書きつつ、親として率直に思った「ぶっちゃけ…ラン活って…」の本音をお伝えしたいと思います。
いつからラン活がスタートが始まるのか、はたまたランドセルを選ぶポイントはどこなのか、落とし穴的注意ポイントはどんなことか…などなど、
あくまで一個人的な意見ですが、ランドセル購入を控えているあなたに「あぁ、そんなもんなのね」とイメージしながら読んで頂ければ有り難いです。
あなたのお役に立てたら万々歳。
ラン活レビュー、母の本音。至った結論。
長男のラン活を終えて、早くも時が過ぎ去り、刻々とラン活2回戦(次男君用)が近づいて来ました。
初回は遅れをとるな!と焦ったものの、次回は焦りません。
なぜか。
それは、初回ラン活である結果に達したからです。
ラン活は、その予算、デザイン、機能において親が妥協ポイントを探す旅。
必要以上に振り回されるべからず。
「一生に一度の物だから…」「子供の喜ぶ顔が見たいから」と、たくさんの思いがあるわけですが、ほぼ、親が(もしくは祖父母が)子供に「こうしてあげたい」とか「こうなって欲しい」っていう願いなんですよ。
もちろん、子供を大切に思うが故ですが、大人の自己満足が超満載。
そこに「ランドセル商戦」って言う、大人の商い事情が絡み、ここまでラン活は大きくなったと私は考えています。(とっても勝手な分析です。)
子供が意見してくるのは、デザインや色止まりですので、もうあとは大人が納得するポイントにどう着地できるかの勝負。
展示会とか、ショールーム行脚もそこまでマスト事項ではないし、興味あるランドセルのカタログを取り寄せて比較検討すれば、大体解決します。
子供の意見は一応聴きつつも、そこまで振り回される必要はありません。
ラン活レビュー「無駄に振り回されるべからず。」その理由は?
実際自分がラン活に振り回されて、ラン活VS現実で考察した結果、今なら余分な「振り回され所」に気がつきます。
一つ一つみていきましょう
1.ランドセルに対する子供の希望は移り気
そうなんです。子供の希望って大概が頻繁に変わる。
「ランドセル何色がいい?」という問答の旅が我が家にもありましたが、聞くたびに毎回かわっていました。
まず赤からスタート。(別に戦隊モノに興味があったわけではない。)
↓
青(しかも結構目が覚めるような真っ青)
↓
金色 or 銀色(まさかの小判色。大きく迷走。)
↓
黒に赤ステッチ
最終的に落ち着いたのは黒に赤ステッチ。最初に欲しいと言っていた赤要素がこんな形で取り込まれました。
長男が初志貫徹だったのは、ランドセルの色ではなく革の種類。スムース仕上げに絶大なこだわりをもっていたのか、ボルサ革は最初から最後までNOでしたね。
時に、色に至っても初志貫徹を貫くこだわりを持つお子さんもいると思います。特に女の子。
同級生の女の子の意見を聞いてみると、「ランドセルは○色、そして金具(廟)は何色」と、いつも意見が一致。
廟の色まで指定できるって凄いことですよ。さすが女の子。
子供には何度かどんなランドセルがいいのか、ヒアリングを行いつつ「変わらない希望」だけを取り入れるのがいいかと思います。
そして、親がその子供の希望と大人の希望の着地点を探す、という流れがお勧め。見せる選択肢は絞る。
また、6年間使用するのでできるだけシンプルなものをお勧めします。
ラメ入りとか、刺繍入りとか色々ありますけど、個人的にはおススメしません。
刺繍入りは、そこから雨が入り込むという懸念もあり、推奨していない工房さんやメーカーさんもあります。
2.ランドセルは実物を見ないと!っていう焦り。
ランドセルの展示会やショールーム、沢山ありますよね。ただそこまでススメできるものでもありません。
まずね、疲れる(´ε`;)ゝ
親も疲れるんだけど、子も然り。そこに祖父母も参戦したりすると全員で疲労困憊。
混んでるから、もちろん体力的にも疲れるんだけど、選択肢が多すぎて疲れる。
子供は「どう?」って質問されすぎて良くわからなくなる→飽きる、というのが関の山。
冷静に選べないわけです。
ランドセルの展示会やショールームは、もはや「思い出作り」と割り切る。
もしくは大人だけが事前に下見する、でいいと思います。
そこで決めようと頑張らない方がいい。
子供がランドセルを背負った感じを知るだけなら、気軽に行けるショッピングモールのランドセルコーナーでも十分。
ランドセルのショールーム訪問:我が家の失敗談
「混んでない時間を狙おう」と、早めの時間帯に行ったのは正解でした。
ただ、子供が一目惚れで選んできたのはコードバンのめちゃくちゃ高いやつ(´ε`;)ゝ
「お目が高い!」ってこのことかよ。
予算的に絶対ない、っていう逸品をもってこられたからには、それをやんわり断らないといけないわけで…
いきなり否定は可愛そうなので、色々比較して、「まだ時間があるから決めなくていいいよヨ」って言って帰りました。
‘`,、’`,、(´ω`) ‘`,、’`,、
ちなみにコードバンを彼が選んだ理由が、「美しさ」。先程挙げたスムース仕上げを初志貫徹で選び続けた理由がここにあります。
ランドセルのカタログはとても充実している
私は、実際に足を運ぶよりも、気になるランドセルのカタログをざっと取り寄せて、同時に比較検討するのが一番効率的と感じましたね。
なぜなら、カタログには大体革見本が付いていたりするので、本来の色と質感を確かめつつ「座りながら」冷静に検討ができるから。
中にはランドセル本体をレンタルできる工房さんもありました。
この、カタログで比較する際、子供を交えて一緒に行うと面白いし、思い出作りにもなります。
オヤツでも準備して臨んでください。
ちなみに上記でお高いコードバンを選んできた息子ですが、これは?これは?と皮見本を見せて触らせた所、彼の理想にしっくりくるものをめでたく選んでくれました。(もちろんコードバンじゃないやつね。)
3.ランドセルの人気ランキングは気にしなくていい
インターネットでランドセル人気ランキング!(男女別)ってよくありますよね?
いくつかのサイトをハシゴすると見えてきますが、大人気商品として紹介されているランドセルメーカーって、結構被ってると思いませんか?
それは大手メーカーだったり、商品が実際優れているという背景もありますが、「アフィリエイト」が絡んでいるからっていう理由も大いにある。
真実です。
ある広告を介してランドセルを購入すると、そのサイト運営者にお金が入るシステムですね。
だからアフィリエイトプログラムを提供しているメーカーやブランドの紹介記事が必然的に多くなるわけです。
なので、それぞれのランドセルのオススメポイントを比較材料として参考にするだけで充分。
「人気の波」に乗る必要はありません。
ラン活で本当に大切なポイント
以上の振り回されなくて良いポイントを踏まえつつ、次はラン活の大事な所に目を向けてみましょう。
ラン活はいつから行うのがいいのか、またランドセルの選択ポイントなどを詳しくみていきたいと思います。
この章でご紹介するポイント
- ラン活はいつからはじまるか、スケジュールの把握
- ランドセル購入タイミングの落とし穴
- ランドセルの予算について
- ランドセルの保証
ラン活はいつからはじまる?スケジュールを把握しよう
ぶっちゃけ、ランドセルって1年間いつでも買えるんですよ。こだわりがなければ「いつでも」と答えられる。
お店では姿を消している季節でも、インターネットで探せば、いつもそこにあるものです。
ただ、数多あるデザインから、新しいモデルだとか、限定品だとかにこだわりがある、はたまた、一番選択肢が多い時に決めよう、となると世の中の「ラン活」の波にのるのが一番というわけ。
調べた所、ランドセルのカタログを取り寄せる申し込みをして、早い所だと1月から順次発送というスケジュールもあるので、スタートはかなり早まってます ね。
一昔前は秋がランドセル商戦だったのが、今やゴールデンウィークに波が来る。
連休中に祖父母も一緒になってランドセルを選びに行くのがイベントになってきている感じがあります。
特に工房系ランドセルはスタートするのが早い。
実際に一つ一つ手作りでランドセルを仕上げていくには時間がかかりますしね。納期を守る為にも、早めのスタート…というところでしょうか。
ランドセルの展示会は4月後半〜6月開催が大きな波。
納期は秋口〜翌年明けが多いですかね。もちろん即納の場合もあります。
我が家の場合は、「皮の仕入れに遅れが生じた」為、当初予定されていたタイミングよりも1〜2ヶ月遅くなり、年明けに納品されました。
まぁ、ランドセルは場所を取るのでね…
納品されるまで、収納場所がいらなかったことを考えると悪くはなかったかも。
ランドセルの購入タイミングにご注意
ランドセル購入:我が家の失敗談
ランドセル購入時に気をつけるポイントは、あなたが買いたいランドセルがいつから売り出されるか、ということ。
「これに決めた!」で、話が終わるわけじゃないんです。
因みに、我が家は長男様のランドセルをとある工房系で決めたのですが、そこのランドセル購買タイムラインはこんな感じでした。
- 3月末 :オンラインショップサイトオープン
- 4月第1週:直営予約受付
- 4月第2週:オンライン受付開始
- 5月〜6月 : 各地で展示会開催
実際に見てから買おうと思っていたので、5月に開催される展示会へ行ってから本決まりにすればいっか、くらいの気持ちでした。
だけどそれが甘かった。
4月に入ってから、何の気なしに訪れたオンライショップで、狙っていたランドセルをチェックした所、既にオーダー締め切りとなっているではありませぬかっ。
えっ…(゚Д゚;)
すかさず、本店に電話を入れ、展示会で新たにオーダーを取って貰えるのかを確認した所。答えは
いいえ。
は?
じゃ、 何のための展示会だよ、って思わない?
私の心が狭いのか?
その某工房さん曰く、展示会には展示会限定の色のご案内がありますので…と。
肉を食べたいのに、魚をゴリゴリ勧められてるような気分です。
という訳で、我が家の第一回目ランドセル戦線は、目当てのランドセル購入は敢え無く叶わず、二番手のランドセルで手を打つという結果に終わりました。
子供はぜんっぜん気にしてませんでしたけどね…
ランドセル、工房系も大手メーカーも炎上経験がある所は強い
ランドセルの購入って、今やほとんどがオンライン=インターネットを介しているらしいです。
でも少し前までは店頭受付のみなんて所もあった。
そうすると、必然的に人は並ぶわけですよ。親達がね。そうすると、「受付数は終了となりました」って自分の目の前で不幸な宣告を受ける人がいたりする。
あなたなら受け入れられますか?
散々またされて、終わりましたって…
間違いなく荒れるよね。オンラインで切られた私ですら荒れたしさ。
これは、某工房の店舗受付であった本当の話。
結果的にゴネて入ったらしいですが。
この類のトラブルは人気が出はじめた工房で起きやすい印象があります。で、炎上経験をした翌年はeコマースのサイト内容がめちゃくちゃ整備されていたりする。
長年、ランドセルの人気を誇る「土屋鞄」さん。恐らくこれまでに、たくさんの試行錯誤とドラマがあったんだろうな…とお察しします。
カタログはもちろん、オンラインでの購入スケジュールや発送スケジュールの案内がとてもわかりやすくて、素晴らしい。
素直にそう思いました。
小まとめ
- 展示会のタイミングと、オンライン予約開始のタイミングを確認することをお忘れなく。
- 選んだランドセルはいつから売り出しスタートかをチェックすること
ランドセルの予算は?
あなたのお子さんの個性を考えてみて
ランドセルの予算、いくらぐらいが妥当なんでしょうね?
買いやすいお値段だと2万円切るものもありますし、はたまた20万円を超えるものもありますし。
この結論もまた、考え方次第だと思うんです。
めちゃくちゃ高い一点物を購入して持たせるのか、比較的安価なものを購入して、高学年になる前に買い替えるなんて策もあります。
平均は3万円後半〜7万位というレンジでしょうか。
価格差には、色々な理由が挙げられます。
ランドセルの価格差理由
- 本革か合成皮革か
- デザイン、ブランド
- 大量生産か否か
- 独自の生産ルートを持っているか否か
- 広告費
etc...
百貨店が取り扱うランドセルには、よくブランドとのコラボやら、○○百貨店限定、とかありますよね。そこが百貨店が取れる差別化の方法ですから。
でも、ここで本音をこぼしますと…
20万越えのランドセル、いる?
いや、いらない…(´ε`;)ゝ
現実を知る参考として、目も覚めるような、男児のランドセル使用法をお伝えしますとですね…
- 平気で壁にこする
- 道路に置く(荷物持ちゲームなんかをやる時は、もう致命的。道路にカバンを投げ捨てる。本人達はあくまでも「置いてる」つもり。)
- 雨でも傘をささない
- 雪の上に置く
- 座布団に使う
- スライディングに使う
お気づきの通り...
「使用法の間違いを探せ」みたいな世界に段々入り込んで行きます。
こんな現実を目の当たりにすると、さすがに10万とか20万円なんて有り得ない訳で…
まぁ、あくまでも個人的意見ですが。世の中にはお金持ちがいますからね。
あなたも是非お子さんのキャラクターを考えつつ、ランドセルの予算は思案してみて下さい。
各社公式ページを覗くと、それぞれのこだわりが謳われてます。
「創業○年」「〇〇御用達のランドセル」みたいな権威性を前面にだしている工房やメーカーよりも、物流や資材調達をどう管理しているか、ランドセルの質を落とさず価格を抑える「コスパ対策」を包み隠さずオープンにしているページの方が好感がもてましたね。
参考までに高品質、低価格にこだわっている澤田屋ランドセルのリンクを張っておきます。
ランドセルメーカーによっては、早割制度を取り入れていたり、型落ちをお手頃価格で出していたりもします。
また、楽天ポイントを貯めている人なら、楽天経由でランドセルを購入すればそのポイントが貯まりますよね?そんなお得な購入方法もあるので検討してみてください。
ランドセルの重さより背負いやすさと収納力
クラリーノ(合皮)、本革、はたまたお高いコードバン。どれを選ぶかによって、予算だけではなく、ランドセルの重さもかわってきます。
入学直後くらいは、見た目が「歩くランドセル」みたいな可愛い一年生、いますよね。ほんと微笑ましい。
ランドセルの大きさに体がまだまだ負けている時は「軽いカバンにしてあげないと…」なんて親心が働くかと思うのですが、実際の小学校生活が始まると、重さよりも背負いやすさ、または収納力の方が断然重要です。
ランドセルの重さってほとんど同じ。
まず、昨今のランドセルの重さって、どこのメーカーもしのぎを削ってそれなりの数字に抑えているので、言ってみれば「どんぐりの背比べ」。
どれを選んでも激しく間違いにあたることないでしょう。
- クラリーノ(合皮):1200g前後。とても軽いので900gなんてのもあります。
- 本革:1500g前後
一番重いのはコードバンのランドセルです。
手元に残っている各社カタログ参考。
900gなんて耳にしてしまうと「お!」って揺れないこともない...
ただ、リアルにスライディングされたら数回でアウトだな、って個人的には思いますね。
とにもかくにも…
実際の生活が始まると、ランドセル本体の100〜200gを削った所であまり意味ねーな…みたいな気持ちになってきます。
なぜか。
教科書の数が多い。
学校の指針も変わって、教室に教科書を置いていけるようになってきたとはいえ、その重さはなかなかのもの。
そんな状況で、重要なのは重いカバンを子供が背負った時、うまい具合にカバンが子供の背中にフィットするか。
要は重さをバランスよく分散させて、いかに軽く感じさせてくれるランドセルかってことです。
じゃないと、子供は痛いだ重いだ文句を言います。
ですので、背中のクッションと肩にかかるベルト部分の造りは気にしてあげてください。
「フィットちゃん」って名前のランドセルがありますが、いい名前選びましたよね。
さぞ背負いやすかろうな、みたいな気分にさせる力がある。
フィットちゃんのホームページに行くと、「背負いやすく、軽く感じること」ってばーん!って出ていて、あぁ、自分が思う大事なことは間違ってないんだなと嬉しくなりました。
別に回し者ではありません。
ランドセルの重さよりも収納力が大事な件
小学校は教科書にも増してプリント類が多い。
イラっとするくらい多いです。特に1年生。
すなわちそれを束ねる大きめファイルをカバンの中に入れなくてはならないわけです。ファイルが入らないと手提げ増える、という図式。
ランドセルを背負う、手提げを追加で持つ、水筒をかける。
1つ荷物が増える度に一年生は自身のスペックが下がっていきます。
具体的にいうと、手提げを持つと、足元に置いた水筒を忘れる、みたいな感じで荷物の数が増えればそれだけ注意散漫になる。
そんな状態でヨタヨタ歩いて欲しくないですよね(´ε`;)ゝ
現在のランドセルはA4ファイルが入るのがほぼ「普通」になってきているので、サイズ問題はほぼ心配はないと思われます。
少し前まではこだわりがあって大きさ変えません!みたいに宣言していた老舗もその翌年には掌を返してA4ファイルが入る大きさを売り出していたし。
「皆様の強いリクエストにお応えして…」ってことになってましたが、
大人的思考を働かすと、それまで「アンチA4 ok体制」だった時は、A4ファイルが入るランドセルの新しいモールド(型)が物理的にも資金的にも準備できてなかったのかな…と勝手に推測してしまいます。
新しい型で製造を行うって言うのは簡単ですが、材料の調達やそれにともなう物流ルートを確保するのは簡単なことじゃないですから。
A4ファイルが入るという利点以外にたくさんの収納ポッケをつけて「これで忘れ物の心配なし!」みたいに謳っているランドセルがありますが、正直多機能収納ポッケは必要ない...かなぁ…
多機能で付属物が増えすぎても、持ち歩く子供のスペックが落ちる現象を起こしてしまう気がしてなりません。
あとは、間違いなく違う用途で使うから。(我が家の場合、簡易虫かごになるのが目に見えてる。)
というわけで小まとめ。
- ランドセルの重さよりも、背負った時に「軽く感じられる」背負いやすさが重要。
- ランドセルの収納力はA4ファイルが入るものを選ぶこと。
- 過度の収納力は必要なし。
ランドセルの保証は何年?
この保証期間も6年間のメーカーや、工房が多いですね。
途中で買い換える気がないのであれば、保証期間は長いに越したことはありません。ランドセルを修理に出している間に代替のランドセルを貸し出ししてもらえるかもチェックしておくとベターです。
ランドセルの次は?:その他準備品や生活の習慣化について
ラン活は期間限定の話ですが、新一年生の入学に関して、更に現実的な話に少し触れておきましょう。
ランドセルの他必要になってくる「ものや、こと」についてご紹介します。
ランドセルを守ってくれるランドセルカバー
購入したピカピカのランドセル。6年間綺麗に使用してもらいたいものですよね?そこでやくにたつのがランドセルカバーです。
地域によっては、交通安全の観点から1年生にはテカテカの蛍光イエローカバーが無料配布されるので、実際に好んで選択したものを利用できるのは2年生からになることもあるようです。
最近のランドセルカバーは、ランドセルを守るという目的を超えてもはやオシャレアイテム化しています。ランドセルカバーの種類の多さよ。
多色展開はもちろん、デザインパターン入りのものも多数。
(親の指南で、刺繍入りランドセルを断念した子供の心を和ませてくれること間違いなし。)
縁がパイピングされているものと、我が家のようにランドセルのステッチにポイントを置いているデザイン用に全面透明のカバーもあります。
ランドセルにぶら下げる防犯ベル
お住いの地域によっては、市や区から新一年へ防犯ベルが配布されるようです。
有り難いですよね。
とはいうものの、防犯ベルは消耗品。結構壊れやすいです。音が鳴らなくなる、ランドセルにかける金具部分が伸びてしまうなどで使えなくなる。
そんな時は、子供が気にいる防犯ベルをつけてあげて下さい。
あと、くれぐれも親御さんは防犯ベルが作動してしまった時の為に、止め方を知っておくように。
私はしらずにいたので、誤ってベルを鳴らしてしまった時に、爆音を止められずとてもあたふたしました。
お名前スタンプ 、テプラ
ランドセルを購入した後には、入学前にやってくる大量の名前書きの儀式がやってきます。
「持ち物全てに記名」、が基本です。12色の色鉛筆なら12色全て、恐ろしい量の足し算引き算カードや計算に使うおはじきも例外ではありません。
もちろん、子供が身につける衣類もつま先〜頭まで全て。ランドセルに忍ばせるスーパーのビニール袋にも記名。
そんな記名地獄がやってきます。
そんな時役に立つのがお名前スタンプやテプラ。
我が家は両方ありますが、この2つがあれば最強です。
プラスチックへの記名はもちろん、上履きやら衣類の記名など、なんでもござれ。頼もしい味方です。
テプラは衣類に添付できるテープが使えるものを選択してくださいね。
毎日の時間割セットや持ち物チェックどうする?
共働き家族にとって、この時間割セットの時間は地味に負担です。
子供の就寝前に時間をとることが多くなるので、早いうちに子供自身がその準備を完璧にこなせるようになってほしいのが本音。
でも、最初のうちはかなり不安。
子供自身が連絡ノートに書き取ってくる持ち物や宿題など、そのメモ内容はほぼ暗号文並みに意味不明なことが多い。
それを読み解きながら準備を進めます。
そうこうしているうちに、子供は眠くなる→準備が超人任せ、こんな図になりがち。
なので、時間割セットを完了させるぞ、うぉー!っていう、子供のモチベーションが大事なのです。
その為に少しでも気分があがるものを用意してみたりすると効果的だったりします。
我が家では↓こんなボードを作ってみました。
帰宅してから登校するまでにやらなきゃいけないことを並べる。
完了したら磁石を動かせるシステムです。長男様、ゲーム感覚でやってましたね。
これをやると、毎度忘れがちなことに気がつきます。
(靴下、とかね…登校ぎりぎりまで絶対履かないから…)
または、フリーでダウンロードできる時間割を準備して気持ちをアゲてみる、とかね。
ランドセルを含める学用品をまとめて子供の「自分コーナー」を作ってあげるのも良いかと。
帰宅→自分コーナーにランドセルを収納しつつ、時間割と持ち物セット、みたいな習慣化ができると強いです。
結構些細なこと一つで子供のモチベーションはあがりますので、上手く持ち上げて習慣化してみてください。
ラン活してみたよ、のまとめ
ではここで、ざざっとこれまでのまとめ。
ラン活は、その予算、デザイン、機能において親が妥協ポイントを探す旅。必要以上に振り回されるべからず。
ラン活で振り回されなくてよいポイント
1)ランドセルに対する子供の希望は移り気なことを忘れない
>子供には何度かどんなランドセルがいいのか、ヒアリングを行いつつ「変わらない希望」だけを取り入れる
2)ランドセルは実物を見ないと!っていう焦りは捨てる
>カタログが充実しているので、数社取り寄せてから疲れていない冷静な頭で比較しよう。
3)ランドセルの人気ランキングは気にしなくていい
>各社の良い点や悪い点を参考にするのみで、ランドセルの人気ランキングは気にしない。
ラン活で気にするべき大事なポイント
- ラン活はいつからはじまる?全体スケジュールを把握しよう
- ランドセルの購入タイミングにご注意
- ランドセルの予算はどうする?
- ランドセルの重さより背負いやすさと収納力
- ラン活以外に新一年生のランドセルにまつわる必要な品、生活の習慣化について考えてみてね
いかがでしたでしょうか。ラン活レビュー。
この記事を書きながらも、未だに「たかがランドセルを買うだけなのに…ラン活ってばかばかしい」と心の中で思ってしまう私ですが、全ては子供のため、孫のため、なんですよね。
結局そこにたどり着く。
たかがランドセル、されどランドセル。
そんなお子さんやお孫さんを思う気持ちに、この記事が少しでもお役にたてたら幸いです。
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