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キッズデュオの評判は?月謝は?諸々含めてメリットとデメリットに答えます

近年、数が増えている「英語で預かる学童保育」のキッズデュオ2020年以降、公立学校での英語教育が変わることを受けて、学童保育の他、キッズデュオの幼稚園も始まっているようです。

「子供は英語を話せるようになってほしいんだよね」「普通の学童とどう違うの?」なんて質問から、「よさそうだけど料金が高いよね?」...なんて不安材料も含めて、 「で...どうなの?」と興味津々の親御さん達、多いと思うんですね。

我が家は御縁があって、キッズデュオに子供が一年生の頃からお世話になっており、2019年で2年目になります。

こちらの記事では、親から見た子供の日常@キッズデュオを踏まえて、親御さんが持つ「どうなの?」を少しでも解消するべく記事を書いてみました。

お役に立てれば、万々歳。

我が家のキッズデュオ入会ストーリー

いきなり英語漬けに放り込まれた長男

まずは簡単にキッズデュオと、我が家の馴れ初めについて。

実は、学区内の学童に通う気満々だったのに、諸事情でその話がダメになり、学童入会を辞退。

そして、バックアッププランで申し込んでいたキッズデュオに拾って頂いた、という背景があります。

詳しくはこちらを。

あわせ読み!
学童申し込みはいつから?学童の種類や選ぶポイントをまとめてみたよ。

紅葉が始まるこの季節になると私が思い出すこと。 それは…我が家の学童申し込みドラマ。 学童申し込み、第1希望の民営/私立学童(NPO法人運営)は落選。 第2希望の公立学童入会希望は受理。 公営学童の説 ...

ですので…

放課後が英語の生活になるなんて夢夢思っていなかった息子君にとっては、かなりのインパクトだったと思います。

その頃の息子君の英語スペックとしては、近所の英語クラスに週一回(1時間)参加。家でアニメをみる時に時々音声切り替えで英語を聴く(でも分からない)、くらいのレベル。

最初は分からないことが多く、涙することもありましたが、今ではすっかり慣れて元気に笑顔で通っています。

手厚いサービスのおかげで親も助かっていますし、総合的に評価して二重丸。

もちろん「いいこと」ばかりではありませんが、日々お世話になっているありがたさには変えられません。

それでは、詳しく掘り下げてみましょう。

キッズデュオに通うメリット

まずはキッズデュオに入会してから、「あぁ、良かった」と、感じているメリットをご紹介。

ここでの紹介ポイントは、英語習得からは少し離れた、働く親の「オペレーション視点」で感じたメリットもあげさせていただきます。

1) 事前練習として入学前の3月から週2回で通い始められたこと。

親でも身構えてしまう新一年生の新生活ですが、子供達が体験する生活の変化は、かなり大きいものです。

学童に通う子供達は、学校と学童の新しいこと二本立てが一気に始まるので、それに伴うストレスも凄い。これは親の目から見ても良く分かる程でした。

そんな中、3月から少しずつ通わせてもらったことで、放課後の「居場所」に事前に慣れることができたのは、ありがたかったですね。

2) キッズデュオの送迎ケア

「小学校→キッズデュオ→ 家」を行き来してくれる、日々の送迎ケアにかなり助けられています。(場所によっては、自宅付近の停車場所、ということもあるようです。)

送迎ケアは有料になります。片道送迎、往復送迎、または送迎ケアなしの料金設定があり、週2回〜5回の設定が選べます。

我が家は先程少し触れましたが、当初申し込みをしていた公立学童の入会を辞退しなくてはいけませんでした。

その大きな理由が学童のお迎え時間

指定されている時間は仕事帰りに行ける時間ではなく、また、保育園に通う兄弟の迎えを含めた「ハシゴオぺレーション」も無理でした。

どんなに急いで動いてもフルタイムで働き続ける限りは、もう無理ゲー

なので、この送迎サービスは、お迎えこれまで代打でお願いしたことのある祖母達を含め、我々両親をサポートするお助けマンなわけです。

また、この送迎サービスのお陰で、子供を1人にする時間がないという点は、親にとって大きな安心材料。

近隣で不審者情報が流れた時も、キッズデュオへの移動も含め、放課後に誰かが常に一緒についてくれているという点が、非常に心強い限りです。

通常、学校から配布される毎月のスケジュールをキッズデュオに提出→そのスケジュールに合わせて、送迎ケアを手配してもらえる、というありがたい仕組みになっています。

春夏冬休みの時は、学校ではなくお迎えポイントを家に変更することが可能で、かつ、キッズデュオの後に習い事へ行かなくてはならない時は、その習い事先まで子供を送ってもらうことも可能です。(自宅から習い事先があまり遠くないことや、ほかの子供の送迎に支障がないことが前提になります。)

送迎の流れはこんな感じ

step
1
放課後、キッズデュオに通う子が所定場所に集まり、バスを待つ。キッズデュオへ移動

step
2
キッズデュオ入室時にセーフティメールが親に届きます。(これ有難いです。)

step
3
同じく、キッズデュオ退室時もセーフティメールが届きます。

step
4
家に到着する数分前に添乗員さんから入電。

3) キッズデュオは父母会いらず

この点は、月々の利用料をお支払いしていることを考えれば、父母会がないのは当たり前なのかもしれませんが...送迎サービスに続き、有難いポイントです。

我が家が当初申し込みをしていた公立学童は、入会している子供の親による「父母会」があります。

学校には学校のPTA活動があり、更に学童では父母会があるわけです。

親が働いているから学童を申し込んでいるのに、その働いている親が父母会を運営するという罰ゲームのような辛さ。

その組織は、会長、副会長、書記に始まり、あらゆる係に細分化されていました。「秋のお祭り」や、「年末のお楽しみ会」なんかも含まれており、働くお父さんお母さんの負担であることは 一目瞭然。

ただ、入会を拒否って、「村八分」みたいな扱いをうけたくはないですよね…?和を重んじる文化の国で「入りません」っていう選択は、ななかなか難しい。

そんなしがらみが、キッズデュオにはありません。

ありがたいことです。

4) キッズデュオは放課後の時間割が明確

学校で時間割があるように、キッズデュオには放課後の時間割があります。なので、どの時間に何をするかがとても明確。学校の宿題をする時間も取られているので、帰宅時には宿題が終わっていることがほとんどです。

この放課後の時間割が本当に楽しそう!自分が子供の頃に通いたかったっと思うほどです。

ゲームや音楽、アート& クラフト(工作時間)、そして読み聞かせやフォニックスなどの時間に細分化されていて、子供にとっても放課後の過ごし方の目安がついているので、安心材料にもなっているんじゃないかな、という印象です。

5) キッズデュオで友達層がひろがったこと

無論、キッズデュオには近隣小学校の生徒が集まります。また、学年が違う子も一緒に放課後を過ごすので、自然と他の小学校の友達や、年上、年下の友人ができるという図式です。

入会したての頃は、同じ学校の友達が少なくて可愛そうだなぁなんて思ったこともありましたが、今では放課後には放課後の友達有り、という感じでとても楽しんでいますね。

6) 英語で楽しめるイベントが多い事

遊びながら自然に英語を学べるのは有難いですね。

Spelling Bee(スペリング ビー)と言って、英単語力を競う大会やスピーチコンテストなどが教室対抗で開催されるので、いい具合に子供の競争心に火がつく感じになっています。

我が家の子供はそこまで競争事が好きなタイプではないのですが、自分で「大会にでたい」と言い出した時は、正直その成長に驚きました。嬉しい発見です。

7) キッズデュオの先生達は褒め上手

キッズデュオでは年間3回の保護者面談があります。

その面談の際、教室の子供たちの様子をこっそり見たりするわけですが、とても皆イキイキしていて良い雰囲気です。

あとは息子が時々教室からかけてくる電話から漏れ聞こえてくる、後ろの声ですね。子供たちの歌声やら先生の声やら、とにかく元気。

その雰囲気の背景には、先生達がたくさん「褒めてくれる」という日常があるのかなー、と感じる次第です。

正式に何度か参観したこともあるのですが、先生達が子供の挑戦を何度も何度も”Good job!” “Well done!”と褒めていたのが印象的でした。

で、英語は話せるようになったの?

この英語を「話せる」レベルをどこに設定するかにもよりますが、そうですね。

帰国子女のようなペラペラではありませんが、話しています。

そもそも、「〜してもいいですか?」「〜したいです」なんかの定型文は毎日クラスの中で使っているので、いやでも覚える仕組みです。

家でアニメを英語音声切り替えて見ている時に、内容を理解できていたり、英語の音を結構しっかり聴けていたりする時にその「習得度合い」を感じることができますね。

私は自分の職場が英語環境なので、その延長で息子に英語で話しかけてみたりすると、簡単な会話はススっと進んだりするので、心の中では「おぉぉぉぉ(゚∀゚)」と嬉しい悲鳴。

(ただ、ここで親が歓喜すると長男照れてやめる。次男ジェラシーで凹む、というめんどくさい自体が起きるので、あくまでも親は平静を装うことに徹しています。)

キッズデュオには英検ジュニアや英検を受ける環境が普通にある

キッズデュオに通っていると、英検ジュニア(英検の前段階として設定されているもの)や、英検を受験する機会が巡ってきます。さも普通な感じで日常に入り込んでいるので、親が重い腰を上げる必要が有りません。

これまで、長男は英検ジュニアのブロンズ → シルバー → ゴールド と、順に合格をしてきています。ちなみに、家では英語をアニメで英語を聴かせることはあっても特別な英検対策はしていませんでした。なので、キッズデュオのお陰ですよね。

さすがにこれからは普通の英検になるので、家でのサポートも必要なのかなぁと思っています。

キッズデュオに通わせてデメリットはないのか?

ここまでいいことずくしできた放課後キッズデュオ生活ですが、デメリットはないのでしょうか。

月謝の高さ

まぁ、高いです。そりゃそうですよね。送迎付きで子供の面倒を見てもらっているわけですから。しかも英語。

具体的に数字をあげると

入会金 20,000円

入会キャンペーンで入会金がゼロになることもあるようですね。

我が家は私が務める会社の福利厚生サービス(Benefit one)のお陰で、入会金は無料になりました。

月謝は大きく分けて下記3つのグループに別れます。

  1.  スタンダードコース(片道送迎ケア有り)
  2.  Aコース (送迎ケアなし)
  3.  Bコース (往復送迎有り)

更に、それぞれのグループで週2回〜5回の料金が設定されています。

  • 週2回 30,000〜33,000円
  • 週3回 42,000〜46,000円
  • 週4回 52,000〜56,600円
  • 週5回 60,000〜64,800円

知人が子供を通わせている英語教室は週2回で2万円近く程かかると聞いているので、その英語教室と比較すると時間も長く、さらに学童サービスが付いていることを考慮すると妥当なのかな?とも思います。

ただ、決して安くない値段です。まじで(´ε`;)

我が家は、公立学童に通う予定でいたので、金銭的には狂いが生じました。

ただ、それまでに保育園にかかっていた金額、入学前まで週1で通っていた近所の英語教室の月謝、また公立学童に通わせたときにかかっていただろう金額(迎えにいけない時に依頼する、自治体のファミリーサポート代金を含める)などを比較&考慮して、今は納得して通わせています。

春、夏、冬休みのオペレーション

上記で紹介した値段は、あくまでも年間を通した「放課後価格」です。

ですので、学校が大型の休みに入る時は、「午前の時間帯をどうする?」という問題が生じます。

もちろん、有料にはなりますが、キッズデュオでは「シーズンスクール」が開催されるので朝から通うことも可能です。毎度それはそれは楽しいイベントが計画されるので、子供は飽きることがありません。

唯一の問題はその費用。

「放課後価格」に更にシーズンスクールの価格が乗っかってくると、その総額は恐ろしい破壊力(゚Д゚;)

かなりの金額が吹っ飛ぶことになるので、我が家では午前中は祖父母宅にお世話になったり、自分が午前中を在宅勤務にしたり、または、友人宅でお世話になったり、などのアレンジをして乗り切っています。

去年の夏休みは長かったなぁ。いろんなドラマがありました。

キッズデュオのシーズンスクールの価格感はこんな感じ

話題がシーズンスクールに飛んだので、どれくらいの費用なのかは下記写真をご参考にどうぞ。

お休み期間中は通学生の他にイベント的に通う子供たちも多いので、通学生料金と外部生料金の2種類があります。

シーズンスクールのカリキュラムはとてもユニークで面白そうなものばっかりなので、子供から「これだけは行きたい!」とリクエストされた場合は、いかせるようにしています。

「キッズデュオってどうなの?」のまとめ

総合的に手厚いサービスに大満足です。

キッズデュオのメリット

  • 入学前に練習で通い始められる
  • 送迎ケアがあること
  • 父母会いらず
  • 放課後の時間割が明確
  • 友達層が広がること
  • 英語で楽しめるイベントが多いこと
  • 先生達が子供を褒めて伸ばしてくれる

キッズデュオのデメリット: 費用の高さ

確かに月謝は痛いですけどねー。送迎ケア、そして子供自身のケア、子供の成長を促してくれるカリキュラム、なんかを考えると納得の価格なのかなと。(言い聞かせている感ありますけど(´ε`;)ゝ)

2020年から、小学校の必修科目として英語が取り入れられることを考えると、その前の事前練習も悪くはないかな、と前向きに考えている親であります。

最後まで読んで頂きありがとうございます。


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てんてこマンマ

てんてこマンマ

留学なし純国産の学校授業で英語を習得。もとデパガが英語を身につけ外資系働きマンに。東京在住、2児( ♂)のおかん。子育ては「モノより思い出」をモットーにマイルで旅する陸マイラー。 子育て、英語習得、陸マイラーや副業模索の道。これまで自分が試してきたこと、失敗したこと、現在進行形の話、これから挑戦したいことの諸々をブログにしたためています。忙しい毎日に心の余裕とスパイスを!一人でも多くの人に役に立てれば万々歳。 この度未来の選択肢を増やすため副業で成功すると決めました。近未来は場所を選ばぬノマドワーカーへ ✨ 人気ブログランキング、参加してマス。よろしくお願いします。 人気ブログランキング Follow @tentekomom

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